9/22(水)、令和4年度主任・主幹保育者研修会がホテル青森(青森市)で開催されました。

当日は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、広い会場で席の間隔を広くとる、アクリル板を設置する、検温を行う等、対策をして行いました。

今回は、神戸大学大学院 人間発達環境学研究科 教授 北野 幸子 氏 を講師として、

『こども政策の新たな推進体制とこれからの乳幼児教育』、『子どもの姿をふまえた保幼小連携教育を考える』というテーマで講演を行っていただきました。

 

午前の講演では、北野 幸子 先生より、

こども政策策定・推進の背景から、次世代育成専門職である保育者へ期待されていること、こども家庭庁について、保育の専門性と重要性について自負と誇りをもつこと等について学びました。

 

午後の講演では、北野 幸子 先生より、

子どもの権利保障を原点に、また、年齢に応じた子どもの姿を踏まえて、保幼小連携を進めるための具体的なステップや考え方について学びました。

 

北野先生のお話は保育に関する研究結果を基にした根拠のあるもので、また、保育に対する熱い想いを感じ、聞き入っている受講者の様子が見られました。

 

参加された方からは、

・保育に対する誇りが持てた。小学校へ伝えたい大事なことが学べた。

・いろんな事が改正されたり、研究結果を知ることができたり、すごく新鮮で勉強になった。久々の研修会で講演も聞けてすごくよかったです。

・コロナ禍により、保育士の立場や世間からの扱いに疑問を持ち、保育士の仕事に自信を無くしておりましたが、今日の北野先生のお話を聞いて、保育士としての仕事の素晴らしさを再認識し、保育という仕事にほこりが持てるようになりました。

・保幼小連携は、研修も少なく、どう指導していっていいか不安に思うことも多々あったのでとてもためになりました。

・研究した結果を基にした話が多かったため、しっかりした情報を学べることができた。

・現場に寄り添った講演で考えさせられるとともに役に立てようと思った。

・先生の話は「うん。うん。その通り」と思うことばかりでした。

等の感想が聞かれました。

 

参加された皆さん、お疲れ様でした。