2/2(木)、令和4年度施設経営セミナーがホテル青森(青森市)で開催されました。
当日は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、広い会場で席の間隔を広くとる、検温を行う等、対策をして行いました。
今回は、奈良女子大学 生活環境学部 教授 中山 徹 氏 を講師として、
『超少子化社会における保育所のあり方を考える』
というテーマで講演を行っていただきました。
午前の講演では、
- 子どもが長期的に減少することを踏まえ、どのような保育施策が重要なのか
- 子どもの減少を迎え、公立施設の統廃合が進みそうだが、いま改めて、私立保育所にとって公立施設の重要性とは何か
- 公立施設の縮小と一体で児童福祉法の改正が進みかねないが、その問題点は何か
- 地域で保育所、幼稚園をどう整備すべきか、保育所が地域とどうかかわるべきか
等について学びました。
午後の講演・グループワークでは、
- 地域全体の子育て環境の改善・構築
- 保育士との関係性の構築(保育士の確保、働きやすい環境作り、保育の質の向上 等)
- 保護者との関係性の構築
の3テーマについて各グループでワークを行った後、発表を行いました。
参加された方からは、
- 町内で子どもが減少してきているのが当園の地域だけなので相談する機会もなく悩んでいましたが、関連する内容の講演を拝聴できて良かったです。
- 超少子化社会の中で実態に即したお話をいただけたのではないかと思います。自分たちが置かれた状況に置き換えて、課題を整理して取り組んでいくきっかけになったと思います。
- 今後の自園、地域のあり方を考える機会となった。
- 国の動向など(行政)がわかりやすかった。
- 少子化は止められないので腹をくくってこれからの運営にあたっていきたい。
- 今ある危機に気づくことが出来ました。
- ヒントがたくさんあふれていました。
等の感想が聞かれました。
参加された皆さん、お疲れ様でした。