3/6(水)、令和5年度小児保健・看護担当者研修会がオンラインで開催されました。
今回は、
青森県健康福祉部 こどもみらい課 児童施設支援グループ 北谷 紀恵 氏、
青森県立中央病院 総合周産期母子医療センター 成育科 部長 網塚 貴介 氏、
青森中央学院大学 看護学部 教授 齋藤 美紀子 氏
を講師として、
行政説明『青森県医療的ケア児保育支援事業等について』、
講演1 『県内における医療的ケア児の現状と課題について』、
講演2 『保育所における感染症対策ガイドラインの一部改訂について』
というテーマで講演を行っていただきました。
行政説明では、北谷 紀恵 様より、
医療的ケア児の国の動向、県内の保育の現状、県の取り組み(医療的ケア児保育等受入促進事業、医療的ケア児保育支援事業費補助)等についてご説明いただきました。
講演1では、網塚 貴介 先生より、
令和4年度青森県医療的ケア児実態調査、医療的ケア児の生活状況等に関するアンケート調査から青森県における医療的ケア児の現状、生活状況やニーズ等についてのご報告の後、青森県小児在宅支援センター、青森県医療的ケア児等圏域アドバイザーのご紹介があり、医療的ケア児における育ち等について学びました。
講演2では、齋藤 美紀子 先生より、
「保育所における感染症対策ガイドライン」の概要から、2023年5月8日から新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけが5類感染症に見直されたことを踏まえ、一部改訂されたガイドラインの変更点と保育施設での対応のポイント等について学びました。
参加された方からは、
- 感染症ガイドラインの改訂がわかりやすかった。
- 医療的ケア児に対する知識は全くないため勉強になりました。
- 医療的ケア児の県内における状況が理解できたことや、新型コロナウイルス感染症の5類移行に伴った保育園での感染症対策について勉強になった。
- 県内の医療児ケアを必要としている市町村の数や、支援センターの活動内容が知れた。
- 県内での未経験者への医療ケア児保育支援事業の流れと内容について理解ができた。
- 説明が端的でわかりやすい。
- 新聞、ニュース等でも情報がありますが実際に聞くことが出来て良かったです。
等の感想が聞かれました。
参加された皆さん、お疲れ様でした。