11/4(水)、令和2年度主任・主幹保育者研修会、保育者研修会がホテル青森(青森市)で開催されました。
当日は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、広い会場で席の間隔を広くとる、現金の受け渡しを行わない、検温を行う等、対策をして行いました。
今回は、乳幼児教育実践研究家/非営利団体コドモノミカタ 代表理事 井桁 容子 氏 と
青森県 健康福祉部 こどもみらい課 課長 最上 和幸 氏
を講師として、
講演1.『混乱の時期の保育者の役割』
講演2.『児童虐待防止法について』
をテーマに講演を行っていただきました。
講演1では、井桁 容子 氏より、
コロナ禍のような混乱の時期における保育者の役割とは何かを主題に、コロナ禍の家庭の状況、マスクをしたまま保育をすることについて、経験の連続性と相互作用等についてお話しいただきました。
心理学の実験や研究についての豊富な知識を織り交ぜつつ、子どもとどう向き合うべきか、保育の専門家としてどう見守っていくべきか、わかりやすく解説いただきました。
講演2では、最上 和幸 氏より、
児童虐待に関する知識や園内の体制整備が十分でなかったり、関係機関との連携がうまくできていない等の理由で、適切な支援が難しいと感じることが少なくないことから、主任・主幹保育者、保育者としての役割についての学びを通して保育を振り返り、児童虐待に関する知識、虐待の発見・対応に関する園内体制、関係機関との連携による支援についてお話しいただきました。
参加された方からは
・「あっという間に時間が過ぎた。引き込まれる内容の研修でした。」
・「保育現場での保育士の役割について初心にもどることができました。もっといろんな人にも聞いて欲しいと思った。」
・「今のコロナ禍でマスク問題や子どもとの関わりについて、考え方が変わった。とても為になる研修であった。」
等の感想が聞かれました。
参加された皆さん、お疲れ様でした。