11/19(金)、令和3年度給食・食育研修会がホテル青森(青森市)で開催されました。

当日は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、広い会場で席の間隔を広くとる、アクリル板を設置する、検温を行う等、対策をとって行いました。

今回は、公立大学法人 青森県立保健大学 健康科学部 栄養学科 教授 / 管理栄養士 齋藤 長徳 氏 と

株式会社フードコミュニケーション 代表取締役 / 食育料理家 なぎさなおこ 氏

を講師として、

講演1.『大量調理施設の衛生管理 ~コロナ禍の中で~』について、

講演2.『今日からできる繋がる食育 ~こどもも大人も楽しく健康になれる新しい食育~』

をテーマに講演を行っていただきました。

 

午前の講演では、齋藤 長徳 氏 より、コロナ禍において、大量調理を行うにあたり、どのようなことに気をつけて衛生管理を行えばよいかについて学びました。

新型コロナウイルス流行というこれまでにない状況において、日々の業務で気をつけるべき点は何か、疑問が解決された受講者の様子が見受けられました。

また、クイズを織り交ぜる等、受講者を楽しませる工夫をされていらっしゃいました。

午後の講演では、なぎさなおこ 氏 より、現在の仕事や取組み、こどもと楽しむ食育のヒント、健康になれる一番簡単な方法等についてお話しいただきました。

なぎさなおこ先生の食に関わる豊富な経験や考えから、園や家庭での食育指導のヒントとなるものや自分の食への意識が高まるきっかけとなるものが多くあったのではないでしょうか。

参加された方からは

・「衛生の点で、気になっていたことをお話されている中で解決でき、ためになったと思う。」

・「すごく勉強になり、これからの食育指導の参考になりました。話を聞いて気が楽になりました。時間と気持ちに余裕を持ちたいと思います。」

・「齋藤先生の講演はとても分かりやすい状況説明とクイズもあり、すごく理解しやすい講演だった。」

・「今の環境でできることを無理なくやることが自分たちにも、子どもたちのためにもなるんだなと思いました。まずは、子どもたちをよろこばせたい!という気持ちで楽しく業務にあたりたいと思います。」

等の感想が聞かれました。

 

参加された皆さん、お疲れ様でした。