11/28(火)、令和5年度給食・食育研修会がホテル青森(青森市)で開催されました。
今回も現地での受講だけではなく、オンラインでの受講にも対応した“ハイブリッド形式”で研修を開催しました。
今回は、
日本会食恐怖症克服支援協会 理事長 山口 健太 氏、
弘前大学教育学部附属特別支援学校 栄養教諭 西谷 倫子 氏 を講師として、
『適切な保育を考える(給食編) 食べることを楽しむ 食べられない子の食べられない理由』、
『「食べる」が目指すこと 特別支援学校の事例から給食指導を考える』
というテーマで講演を行っていただきました。
午前の講演では、山口先生より、
給食場面における適切な保育とは何か、食べられない3つの理由と対応、食べない子が変わるステップと声かけについてお話しいただきました。
クイズや具体的な事例を交えながら子どもへの声かけについてわかりやすく解説していただきました。
午後の情報交換では、
午前の講演を踏まえて考えたことや自園での悩み等の情報交換を行いました。
午後の講演では、西谷先生より、
栄養教諭と学校給食について、特別支援学校での食に関する指導、学校給食で完食指導をしなくなった背景、特別支援学校や他保育園の事例についてお話しいただきました。
特別支援学校で実際にあった事例とその対応について詳しくお話しいただき、質疑応答では、事前に募集していた園でのお悩み等についてご回答いただきました。
参加された方からは、
- 「給食指導についてあらためて考えるきっかけになりました。」
- 「食べられない子の理由を知ること、認めてあげること、大事だなぁと思いました。」
- 「どちらの講演も、明日からの給食を楽しくしようと考えさせられました。」
- 「わかりやすく聞いていてすんなりと頭に入りました。職場で共有し、食べることを楽しむという給食を目指したいと思います。」
- 「保育園にも偏食の子がいて悩んでいたため、本日の講演を聞いてとても参考になりました。」
- 「保育園での子どもの食の進みなど悩んでいましたが、わかりやすく、すぐ実践できる声がけの仕方やその子に合わせたすすめ方がとても大事だということがわかりました。」
- 「どの年代にも偏食のある児童がいるので、関わり方や、改善点が見つかって良かった。アプローチのし方が広がった。とても勉強になりました。このような機会を作って頂いて感謝しています。」
等の感想が聞かれました。
また、オンラインで参加された方からは、
- 「オンラインとても良かったです。真冬でも、悪天候の場合も気にすることなく、参加しやすいと思いました。画面も見やすかったです。情報交換は、少しドキドキしましたが、他園の先生方から、子ども達の好きメニューや、クリスマスメニューなどを教えていただき、とても参考になりましたし、楽しかったです。」
- 「雪の心配のある時期だったり、インフルエンザが流行していたので、オンラインでの参加を選べたのはとても助かりました。」
- 「このような座学では遠い場所からでも学べる機会が持てるのでいいと思います。」
- 「会場と同じく受講できよかったです。」
- 「情報交換も行えるので良いと思いました。」
等の感想が聞かれました。
参加された皆さん、お疲れ様でした。